3冊目にして、この作家さんに完璧に惚れましたw残りも全部読みたいです♪
ヒーローは私立探偵。
ヒロインはヒーローの恩人の娘で、ヒーローの秘書をしている。
とある依頼で、パーティーに同伴してくれる「セクシーで知的な女性」が
必要になる。
秘書にあきたらないヒロインが自ら立候補するものの、相手にされない。
前々からヒーローに密かに恋していたヒロインは、
これを機会にセクシーな「悪女」に変身して、ヒーローを誘惑することを決意する。
捨て身の体当たりwかけるヒロインと、恩人の義理との板ばさみになるヒーロー♪
この作家さん、とにかく性的表現力がすごい。まさに官能的。
それがいかんなく証明されたのが、
ヒロインがヒーローを誘惑するために書いた「ラブ・レター」です。
普通こんなもの、こっぱずかしくてたまらないはずが、
実に美しい文章で、そして性的イメージを喚起してそそります。
ナイトクラブのダンスフロアで、
ヒーローとヒロインが体を密着させて踊る?シーンもすごい。
ヒーローは今まで3冊とも、ありがちな「傲慢型」ではないのも
密かにポイント高いです。
今回も人間味のある「保護者型」のヒーロー。
でも、もしこの描写力で「鬼畜傲慢型」ヒーローを書いたら・・・・
すごいことになりそうですw